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ステントグラフト治療の対象疾患・治療法

ステントグラフトとは?

ステントグラフトは、ポリエステルやPTFEでできた人工血管とバネのようにSELFEXPAND(自己拡張)する、ステンレススチール、ナイチノール、コバルトクロム合金などでできたステントを組み合わせて作成されたもので、現在日本国内では腹部大動脈瘤では3種類、胸部大動脈瘤でも3種類の企業販売ステントグラフトが使用できます。

人工血管
ステント
ステントグラフト
人工血管
ステント
ステントグラフト

どのようにしてステントグラフトを選ぶの?

まず胸部および腹部の大動脈造影CT検査を受けていただきます。動脈瘤の形、大きさを専用のコンピューターにて解析を行った後、使用するステントグラフトの種類、サイズを当センターのStaffが選択します。ステントグラフトの治療はこの課程が非常に大事で、適切に選ばれた材料による治療は安全確実な手術につながるため、十分な時間をかけて検討され治療戦略をねります。

人工血管
ステント
 
検討会
動脈瘤の解析図

どのように血管内に留置するの?

ステントグラフト内挿術はレントゲン透視装置を使用する大動脈瘤のカテーテル治療です。  開腹、開胸により行われ6時間ほどかかる通常の動脈瘤手術に比べ手術時間は3時間程度で済みます。 また手術創は太ももの付け根に約4cmほどの切開を入れて大腿動脈を露出し、同部より動脈瘤内にステントグラフトを内蔵したデリバリーカテーテルを挿入します。  このように手術創は小さく手術時間も大幅に短縮されるため、治療を受けられる患者様への手術侵襲が少なく。ご高齢や各種合併疾患をお持ちの患者さまも安心して、安全な動脈瘤治療を受けることが出来ます。

人工血管
ステント
 

手術中の麻酔は?

人工血管
手術中の麻酔は患者様の施術中の不安や痛み除くため、原則的に全身麻酔で行います。術前検査で全身麻酔が困難な患者様(喘息 肺気腫 慢性気管支炎などの肺疾患がある患者様や、心臓弁膜症 狭心症 心筋梗塞など全身麻酔が負担になる患者様)には局所麻酔、硬膜外麻酔を使用して安全に治療を受けていただけます。

何日ぐらいの入院ですみますか?

手術日の前日に入院していただき、ステントグラフト治療の説明を受けていただきます。手術当日は術後、集中治療室に一泊滞在していただきます。全身麻酔から目が覚めると手術は終了しております。術後3時間ほどで水分の摂取可能となり食事も食べていただけます。翌日病棟に戻っていただきます。ステントグラフトを体内に留置した際、金属ステントのアレルギー反応で数日熱が出る場合がありますが自然に解熱しますのでご安心ください。傷の痛みや発熱が治まれば手術後4日目に退院可能となります。
スタッフ

ステントグラフトの問題点

 ステントグラフト治療とは血管内治療であり、大動脈内にステントグラフトを留置することで、動脈瘤など大動脈の病変部分への血流をなくすものです。いかに正常な血管との接する面積が多いか大切になります。またどれだけ大動脈が曲がっていないかも大切です。ステントグラフトを収納されているものが通過するだけの太さが、挿入部位である大腿動脈に存在するかも重要な点であります 以上の点がクリアーできないとこの治療は行えない場合があります。 また、従来の人工血管置換術と違い、動脈瘤の形態がなくなる訳ではありません。よって、また分枝血管(とくに腰動脈など)からの血液の逆流などがあれば、動脈瘤が破裂する場合もあります。このようなことは稀ではありますが、その為にも手術後定期的な検査、外来受診が必要になります。

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交通アクセス

連絡先
八尾徳洲会総合病院
大阪府八尾市若草町1番17号
Tel.072-993-8501

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